立春を過ぎましたね。今年の旧暦のお正月は2月14日です。中国では仕事もお休みになり、みんな帰省してお祝いムードになっています。
今から五月の連休明けまでは、肝臓が旺気(おうき)して木(もく)の働きが強くなります。体調で言うと、せかせかと片づけたり、イライラしやすくなります。皮膚病や喘息持ちの人が症状が悪くなることもあります。
ゆっくり、ゆったりと動き始めるつもりで活動してください。あせらないように、怒らないようにする注意が必要になります。また冬に貯蔵した栄養を使い始める時ですので、今の時期には沢山食べて貯蔵する必要はありません。むしろ貯めたものを使うようにしましょう。ダイエットを始めるならこの時期が最適です。イスラム教でも断食する時だと思います。1日くらい絶食すると良いのです。また温かいお茶を飲んで老廃物を代謝させるようにしましょう。そろそろ花粉症の季節です。
今回は花粉症をやわらげる養生法について少しお話しします。
漢方で花粉症は、簡単にいうと、水の代謝が悪くなるために起こります。
水を行らす力は肺を中心として働きますから、肺の働きを妨げるようなことを避ければ、自然に症状も軽くなります。
○一番避けなければならないのは、冷飲食物です。
冷たいビール、缶ジュース、冷酒、焼酎に氷を入れて飲む、アイスクリーム、かき氷。これらの冷たい食べ物や飲み物は、胃腸を冷やすと共に、肺の働きを悪くするのです。冷たい物ばかりを飲んでいると、肺が働きにくくなって体が気だるくなります。体液と酸素が行らないからです。そうすると胃腸や鼻の水を回して乾燥させることが出来なくて滞ってしまいます。それで鼻水や鼻詰まりになるのです。病院に行ったり薬を飲んだりするのがイヤな方は今、今日から冷たい飲み物を止めましょう。それだけで軽くなります。そして適度に体を動かして運動することです。ラジオ体操で結構です。できれば、少し遠くまで歩きましょう。
○食後は歩くこと。そうすれば胃腸の働きを助けてお腹の中に停滞する物が少なくなります。これも鼻炎になりにくくしてくれます。
○適度な運動をすること。
運動すると、肺が動きます。肺が動くと気血が流れます。それで代謝が良くなって鼻炎になりにくくなります。
○怒らないこと。春はゆったりする季節です。何かを少しずつ始める季節。
ですから、冬眠からはい出して少しずつ動き始めるような感じでゆったりします。朝は少し早めに起きて、あせらないこと。朝急ぐのは血液を減らして鼻炎になりやすくします。感情の変化が激しくても病気になります。特にこの季節に怒ってばかりいると、血が頭に昇って降りられなくなり、水も上の方で停滞します。それでまた鼻炎になりやすくなります。
まとめると、温かい物を飲んで、体を動かし、食後には少し散歩する。そして心を平静に保ち、感情の起伏をはげしくしないこと。これが出来れば、鼻炎になりにくくなりますし、かかっても軽くてすみます。でもこれは簡単なようで、なかなか出来ないものなのです。