第10回コラム

食中毒

何千年も前の昔から食中毒はよく起こっていたようです。そのため、食中毒については2000年以上前から研究され、いろんなよく効く薬が現在も使われています。 
ショウガは漢方薬にも使われ、胃腸を温めて消化を助け、食中毒の予防になります。お寿司に紅生姜が付いていますが、あれはおいしいだけでなく、食中毒の予防になりますから、食べておいた方が良いでしょう。
 お刺身に付いているシソの葉ですが、これも魚やカニの食中毒予防になります。是非いっしょに召し上がって下さい。一番いいのは紫のシソです。
 その他の香辛料も食中毒の予防になりますから適度には利用した方がいいと思います。ただし、ここで注意があるのですが、
鶏肉や卵とネギ、コショウ、ニンニクはとても相性が悪く、気の行りを滞らせて気分が悪くなりやすいので注意して下さい。また青ネギと鶏肉を一緒に食べると下痢することがあります。おいしいのですが、少し体調が悪いときにそれだけ食べてみるとわかります。元気な方はお試し下さい。ですから親子丼はあまり体に良い食べ物ではないと思います。
 食中毒になったときの簡単な処方を二つ。嘔吐、下痢をして、のどが渇いて水をガブガブ飲みたい時は五苓散(原末)。のどが渇かない場合は、人参湯です。あまりひどくなければこれで効きます。
薬局に売っているエキス剤でも良いのですが、出来れば五苓散(ごれいさん)は原末で、人参湯は煎じ薬を漢方薬局で3日分ほど買ってきてお試し下さい。言い忘れましたが、
梅干しは食中毒の予防になりますから日頃から食べるように心がけて下さい。食後にお酢やお酒を少し飲むのも食中毒の予防になるとまではいきませんが、消化を助けてくれます。